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大阪

いきなり舞い込んできた依頼でしたが、昨日無事本番を終えました。

はじめはその前の週末に予定されていましたが、

雨天のために延期。会場も変更され、

そのずれ込んだ一週間の間にあまりにも色々なニュースが入り、本番のプログラムにもいくつか大きく変更がありました。

 

いずみシンフォニエッタ大阪でお世話になっていた作曲家の西村朗先生がお亡くなりになられた、との連絡が入ったのもその一つです。

先生と言えば、白ワインに氷を浮かべる、という禁じ手?の飲み方がお好きで(でも暑い夏には意外といけます。みなさまもお試しあれ)、先生とは他にも大笑いできるエピソードが沢山で。中島さんさ、とか慎ちゃんさ、とか先生のお声と共に思い浮かびます。

西村先生の作品は、題名がシャーマンとか、輪廻とか、そこからもお分かりのように、この世とあの世との間の世界がお好き?!で

タイスの瞑想曲を西村先生の解説で演奏した際に、

中島さんさぁ、それを今一度弱音器を付けて弾いてくれないかな。ゾッとする、、、(って褒め言葉なんかな?)とその場リクエストを頂き、再度弱音器付きでタイスを弾いたのが忘れられないコンサートでした。

 

昨日のコンサートではプログラムの最後に、弱音器付きタイスの瞑想曲を捧げさせて頂きました。

 

 

そして

オープニングはもちろん。

大阪人の魂の歌、六甲おろし。

優勝が決まった途端に、ヴィオラ担当の古味亜紀さんに連絡をして「六甲おろし」から始めよう!

ということになりました。無茶振りに付き合ってくれる仲間です。ありがとう。

 

能楽堂とはまた違う響きでの演奏。

リフレッシュになりました。