musée d'accord

そもそも、の。

スタートは数年前に遡ります。

 

サイトウキネンでご一緒する大先輩Hさんの、松本での個人的打ち上げに参加する、というところから始まっていたのかもしれません。

なぜ、その会に参加することになったのかは覚えていないのですけれども、そこでHさんの社会人の生徒さんである名古屋在住のMさんと知り合いました。

その直後に、名古屋で本番があったので、良かったら、とそのMさんをお誘いしたのが最初でした。(沢山お友達を連れてコンサートに来て下さいました)

 

昨年夏、松本でのHさんの会で、再度Mさんにお目にかかり、色々近況報告などをするうちに、

とても気になる話を耳にしました。

 

N市内の某施設では、子どもたちはアイスクリームを食べたくても、ひと夏に一度か二度食べられたら上出来。

いろんなアプローチでその問題を解決しようとしたけれど、いろんな理由が重なって解決しない、とのこと。

 

現代の日本で、

それも身体が思うように動く大人ならまだしも、

そうではない子どもたちや若者に、暑い夏に甘いもの、冷たいものはとても魅力的で、じっと我慢させてるなんて、あり得ない!!! なんとか出来るんじゃないか?!と思ったのがきっかけです。

 

夏が終わり、秋が来て

いろんな人に、N市方面で知り合いはいないか、協力してくれそうな人はいないか、探したり、色々、、諸事情が重なり、、、

結局うまく繋がらず、その話は保留になっておりました。

 

しかし、令和に入った5月、話は動き出しました。

東京にいるピアニストに、今年から勉強する!と目標を立てていたベートーベンソナタの合わせをお願いしたことから、彼女の教室の発表会を手伝うことになり、

講師演奏だけなんて勿体ない。どうせ東京に行くんだから、生徒さん全員じゃなくても、アンサンブル出来そうな子と弾くのは、彼女、彼らにとって、とても良い体験になるよ。

大学生からアンサンブルを始めるのは、遅すぎるもん、、と提案し、、

 

そしてMusee d'accord (ミュゼ・ダコー 和音の美術館)と名前が付いたその発表会はとても良い会でした。

弾いた子どもたちも、友人との共演も、聴きにいらしてくれた大人の皆さまも、参加した皆が喜んでくれたと思います。

 

そして、その会から今年は2万円を冷たいアイスクリームに変えて

N市の施設に寄付することにしました。

 

なんとか成った!!!!

あはは

暑い夏にギリギリセーフで間に合った。

まだ全員に2回アイスが行き渡る分ぐらいしかないけれど、来年はもっと多く!

 

Musee d'accord (ミュゼ・ダコー)という会の名前、響きからもじって

みずだこ基金という名前でそちらの活動は続けていく予定です。

そのうちHP上に活動の様子をまとめたページを作ります。

 

お金を送るのは、簡単なことかもしれないのだけれど(簡単でもないけれど)

多くの、いろんな人が関わっている事業から、出すお金、ってところが気に入っています。

出来るだけ、その方向で広げていきたい。

 

施設の中で働く人や

そういう問題がある時に責められる立場、行政機関の中で働く人の中にも、

自由が少ない現状をなんとかしてあげたいな、と思っている人は多いです。

 

あと、その施設だけの特別な話でもなくて、結構他にもこういう感じのところが多いらしく、、

 

キリがないかもしれないし、

アイスクリームよりもっと深刻な重大な問題もあるのに、と不満を持つ方々もいらっしゃるかもしれませんが、、、

 

ちょっとの間でも誰かが笑顔に、嬉しくなってくれるだけでもイイじゃない!

と、割り切ってます。

いいのだ、いいのだ。

 

お酒の方が好きなので、甘いものは元々あまり食べないけれど

それでも、デザートやアイスクリームを薦められるたびに、チクチク心が刺されてた罪悪感は薄れました。

 

音楽家は見えないものを相手にするのはお手のもの。

だから、突拍子も無い、と思われてしまいそうなことも叶えてしまえるんだと思う。

あはは

 

仲間を探そう。